近年、法定雇用率(※障がい者を雇用しなければならない割合)は上昇を続けている背景もあり、障がい者の就職・転職事情は少しづつ明るくなってきています。

しかし、闇雲に企業面接や書類応募をしても、なかなか採用はもらえないでしょう。
なぜなら、求人募集している企業側の細かいニーズをしらないまま応募しているからです。

ここでは、障がい者の雇用サポートに強い、おすすめの転職エージェントについて、いくつかご紹介します。

障がい者におすすめしたい転職エージェントランキング

1位.dodaチャレンジ

「dodaチャレンジ」とは、45,000人を超える従業員が所属する人材派遣業界の最大手パーソルグループ(代表企業はテンプスタッフやバイト求人anなど)が運営する、障がい者の転職サポートに特化した転職エージェントです。

「dodaチャレンジ」では、身体・精神・知的などの障害種別に専任のキャリアアドバイザーがいるため、フォロー体制は万全です。

「dodaチャレンジ」の求人数はおよそ400件と少なめですが、非公開求人を抱えているため、まずは登録を申し込んでみましょう。
求人は大手の大企業から外資系まで、キャリアアップが見込める案件もあります。

カウンセリング面談は、東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・愛知のオフィスで行われていますが、それ以外の地域でも、電話やスカイプなどで面談はできるため、どなたでも申し込みができます。

発達障害でも支援OK

2位.atGP(アットジーピー)

atGP(アットジーピー)は、障害者の転職支援において15年以上の実績がある、ゼネラルパートナーズが運営している障がい者の転職支援に特化した転職エージェントです。

メインの活動エリアは、関東・関西・名古屋ですが、それ以外のエリアでも電話面談によって対応してもらえるので、誰でも申し込みは可能です。

高いスキルを持つ障害者向けの「アットジーピーハイクラス」、障害者アスリート向けの「アットジーピーアスリート」など幅広く転職・就職サポートを行っています。

年収500万以上が狙えるハイクラス求人や、アスリート向けの求人、新卒を対象とした求人など、利用者の属性ごとにサポートする体制が整っています。
登録者限定で紹介される非公開求人も取り扱っているので、まずは登録を申し込んでみましょう。

\\ 公式サイトはこちら //

3位.ランスタッド

ランスタッドは、オランダに本拠地を置く世界第2位のグローバル企業です。
日本では、人材紹介業にも力を入れており、ほぼ日本全国に90か所以上の拠点があるため、地方でも利用しやすい特徴があります。

首都圏内でランスタッドに登録すると、精神保健福祉士の資格を持つ担当者によるサポートを受けることができます。

 

4位.ソーシャル・パートナーズ(Spring転職エージェント)

ソーシャル・パートナーズ(Spring転職エージェント)

ソーシャル・パートナーズ(Spring転職エージェント)は、世界ナンバー1の売上実績があるアデコグループが運営する、障がい者を対象とした転職エージェントです。

 

5位.Agent Sana(エージェントサーナ)

エージェントサーナは、創業から25年以上の実績を誇る株式会社イフが運営する、障害者へのサービスに特化した転職エージェントです。
株式会社イフでは、民間初となる障害者の就職・転職を応援する情報誌「サ~ナ」の創刊や、合同企業面談会イベントを各地で開催するなど、長い期間をかけて障がい者雇用のサポートに従事してきた実績ある企業です。

エージェントサーナには、業界トップクラスの求人数と、登録すると紹介してもらえる非公開求人によって、面談から2か月以内の内定率60%の実績があります。

6位.ラルゴ高田馬場

「ラルゴ高田馬場 」は、取引企業が年間600社以上ある大手アスリートプランニングが運営する、障がい者の就業支援を行う転職エージェントです。
アスリートプランニングは、もともと体育会系の新卒人材紹介に特化した企業なので、障がい者アスリートのキャリア支援を得意としています。

「ラルゴ高田馬場」は、首都圏を中心に活動しており、東京・大阪に拠点があるので、該当する方は登録利用をオススメします。

7位.アビリティスタッフィング(リクルートグループ)

アビリティスタッフィング(リクルートグループ)

アビリティスタッフィングとは、人材業界最大手リクルートスタッフィングの障がい者雇用支援を行う部署として活動する機関です。

「うつ病」「統合失調症」「双極性障がい」「発達障がい」といった様々な障がいを持つ方の転職成功事例を通じて、転職希望者のサポートをしています。
他社で良く見かける形だけの障がい者支援ではなく、実際に転職支援を成功させてきた大手リクルートだからこそ、登録するメリットは大きいと言えるでしょう。

対応エリアは首都圏のみとなっており、登録するには毎月開催されている説明会「アビリティゲート」へ参加する必要があります。

8位.パソナハートフル

パソナハートフル

パソナハートフルは、大手パソナグループで培ってきた障がい者雇用支援のノウハウを生かして、これまでの職歴や希望するキャリアプランの実現をサポートする企業です。
大手パソナのブランド力によってこれまで受託してきた業務の中から、あなたに合った最適なお仕事の紹介をしてくれます。

パソナハートフルを利用するには、公式ページからエントリーシートをダウンロードして、記入をしてから、指定アドレスへメールする流れになっています。
なお、パソナハートフルの転職支援対象エリアは、首都圏のみとなっています。

9位.d-career agent(ディーキャリアエージェント)

ディーキャリアエージェント

d-career agent(ディーキャリアエージェント)は、IT・Web業界に特化した障がい者専門の人材紹介サービスです。

10位.BABナビ(バブナビ)

バブナビ

BABナビ(バブナビ)は、業界トップクラスの掲載求人数を保有する求人サイトです。
無料会員登録後、職歴や保有スキル、資格などをしっかり入力しておけば、求人企業からスカウトメールが届くこともあるため、転職活動時には登録だけでもやっておきたいところですね。
個人を特定するような情報は隠された状態のプロフィールを公開しているので、安心して利用しましょう。

自分から積極的に動きたい方は、専門のエージェントからサポートを受けることもできますし、書類選考を省いて直接企業と話ができる合同イベント「BABカンファレンス」への参加がおすすめです。

11位.ウェブ・サーナ

ウェブ・サーナ

12位.グローバーナビ

グローバーナビ

転職エージェントとは?

転職エージェントとは、転職活動のサポートやフォローを担当する代理人のことを表す用語です。
エージェントは、人材紹介サービスを提供する企業(※転職サイトなどと呼びます)に在籍しており、無料会員登録を申し込むと、あなた専任のエージェントが決まります。

専任のエージェントは、あなたの希望条件や経歴などをヒアリングして、条件にマッチした求人を紹介してくれます。
双方の合意があれば、求人応募から書類選考準備、面接対策や入社後の各種書類手続きまで、すべて代行してくれるのが、転職エージェントの役割ですね。

転職サイトは、求人紹介した先で採用が決まると、報酬を払ってもらえるビジネスモデルになっているため、転職サポート全般を無料で提供できるわけです。

「障がい者でも、サポートは受けられるの?」と疑問に感じるかもしれませんが、もちろん、利用可能ですし、障がい者の求人紹介を専門とする転職エージェントは、実はたくさんあるんです!
本記事では、オススメの転職エージェントについて、まとめています。

転職エージェントのメリット、特徴について

ここからは、転職エージェントを利用するメリットについて、さらに掘り下げてご説明します。

  1. 採用される確率がアップする
  2. 書類選考が通りやすい
  3. 雇用条件の交渉を代わりにやってもらえる
  4. 何でも相談できる

採用される確率がアップする

転職エージェントは、ヒアリングした希望条件をもとに求人紹介をしてくれるので、書類選考から面接まで有利に進めることができます。

たとえば、採用側の企業は、求人票に「〇〇の障害がある方はお断り」などと記載はしないですよね。
しかし、社内には確実に採用基準が存在しているわけで、情報がまったくないのにやみくもに応募をしても、面接はおろか書類選考すら通らないのです。

転職エージェントは、企業がどんな人材を募集しているのかを分かった上で求人を紹介してくれるので、転職活動をラクに簡潔させることができるわけですね。

メモ

「ネットに求人なんて載ってないけどな…?」と感じる方もいるかと思いますが、転職エージェントの取り扱う案件は非公開求人が多いです。

非公開求人とは、ネット上に掲載されない案件のことです。
たとえば、「良い人材がいれば採用したいけど、無理して募集はしたくない」といった企業側の都合もあるため、すべての求人を一般の求職者が知ることはできないんですね。

書類選考が通りやすい

転職エージェントを利用すると、履歴書や職務経歴書の添削指導によって、書類選考が通りやすくなるメリットがあります。
なぜなら、転職エージェントは、応募先企業の採用基準に精通しているからです。

複数の求人応募をする場合、一人なら企業ごとに郵送する手間がありますが、転職エージェントを利用すると、最初に提出したデータを使いまわすことができるため、公立が良いですね。
(※志望動機など、企業ごとに編集すべき項目はあります)

雇用条件の交渉を初め、各種手続きを代わりにやってもらえる

転職エージェントは、求人応募時の書類提出から面接の日程調整、入社時期や雇用条件の交渉まで、すべてお任せすることができます。
とくに給料の交渉は、自分ではなかなかしづらいところなので、助かっちゃいますね。

キャリアプランや現職の退職など、何でも相談できる

転職エージェントは、必ずしも転職を決意した人や、失業状態でなければ利用できないということはありません。

「現在、職場で悩みを抱えている。本当に退職すべきか?」
「今よりもっと収入をアップさせたいけど、転職先はあるのか?」

自分一人ではなかなか決断できないことでも、プロである転職エージェントに相談することで、道が開けることもあります。

転職エージェントを使うデメリット

  1. エージェントには当たりハズレがある
  2. 地方には求人が少ないことも

まず、たとえ評判や口コミが良い大手の転職エージェント会社でも、担当がやる気がなかったり、相性が悪く、うまく転職活動が進まないケースがあります。
逆に、積極的なのは良いけど、自社のノルマ達成を目的として、こちらの希望条件を無視した強引な勧誘をしてくる方にも、要注意ですね。

次に、転職エージェント会社は基本的に東京や大阪、名古屋などの都市エリアで活動しているため、地方で利用するとなると、求人紹介をあまりしてもらえない可能性があります。

転職エージェント会社の選び方

転職エージェント会社は、担当エージェントが優秀かどうかは、登録してみないことには分からないので、基本的には本記事で紹介している実績ある大手を選んでください。

転職エージェント会社によっては、サポート対象外となるエリアがあるケースがあるので、自分の住む都道府県でも利用可能かどうか、事前に確認しておきたいところですね。

転職エージェントの登録社数は、ペースはゆっくりで構いませんが、できれば2~3社がおすすめ。
なぜなら、会社によって求人の質が違いますし、担当と相性が合わない可能性もあるからですね。

幸い、転職エージェント会社は何社登録しても無料なので、利用してみて「あまり良くないな」と感じたら、他社へ登録した方が効率は良いです。

転職エージェントの登録から就業が決まるまでの流れ

転職エージェントは、基本的には下記の流れで利用します。

  1. 無料登録を申し込む
  2. 電話または対面でヒアリング面談
  3. 求人紹介
  4. 履歴書や職務経歴書の準備・添削
  5. 面接
  6. 内定、退職手続き・就業へ

1.無料登録を申し込む

基本的には、Webサイトで申し込みができます。
主に、市名や住所、電話番号やメールアドレスなどのパーソナルデータと、障がい者手帳の等級や職務経歴などを入力するのが一般的です。
登録する内容は難しいものはなく、2~3分で完了できるケースが多いです。

2.電話または対面でヒアリング面談

Web登録後、当日または数日以内に転職エージェントから登録した携帯に直接電話がかかってきます。
電話の目的は、本人確認と、転職に関する希望条件のヒアリングです。

転職エージェントから聞かれる内容は、以下のカンタンなものですから、不安に感じる必要はないですよ。
聞かれた質問すべて完璧に答えられなくとも、面談後に再度伝えることもできます。

  • これまでの社会人経験
  • 希望する職種や業界、雇用形態や給料、就業日数や休み希望曜日など
  • 通勤可能なエリア(通勤距離・時間)や希望施設など
  • 障がいの具体的な内容

転職エージェントは、ここでヒアリングした内容をもとに紹介する求人を用意するので、遠慮せず希望条件は細かく伝えるようにしましょう!

3.求人紹介

希望条件を伝えたら、担当コンサルタントから電話やメール、拠点が近ければ、対面面談などで求人紹介をしてもらえるようになります。

紹介された求人は、希望に沿わなければ断ることもできますが、断るときは担理由をはっきり伝えてください。
ミスマッチとなった原因を伝えることで、次回以降の求人紹介の精度がアップするためですね。

転職エージェントが持ってくる案件は、ネット上にはない好条件で働ける非公開求人がありますから、シビアに選びたいところです。

4.履歴書や職務経歴書の準備・添削

履歴書や職務経歴書を作成するときのポイントは、応募する企業にいかに好印象を持ってもらえるかです。
そのために大切な項目が、「自己PR」欄と「志望動機」ですね。

せっかく好条件の求人でも、書類選考に通らなければ意味がありません。
転職エージェントと納得いくまで話し合い、万全の態勢で臨みましょう。

5.面接

面接の事前準備でやるべきことは、志望動機や自己PRなどの定番の質問に対する回答をしっかり準備することです。

転職エージェントの中には、面接の場に同行してくれることもあるので、しっかりと打ち合わせをして臨みたいところ。
自分一人では伝えきれない部分をフォローしてもらえるので、採用率アップは間違いありません。

6.内定、退職手続き・就業へ

内定が確定した後も、転職エージェントに給料などの交渉や配属部署、入社日の日程調整まで、すべてお任せすることができます。
また、エージェントによっては、現職場の退職に関しても、アドバイスや交渉をしてくれるところもあります。

就業がスタートしてからも、アフターフォローとして職場の問題や悩み相談に乗ってくれるため、大いに活用したいところ。
転職エージェント会社は、紹介した先で半年以内の早期退社をされてしまうと、紹介料がもらえない契約となっているため、アフターフォローにも力を入れているわけです。

転職エージェントにサポートしてもらうための使い方や失敗を避けるコツ

せっかく転職エージェントに登録をしても、使い方を誤ると十分なサポートやサービスを受けることができません。
そこで、転職エージェントの使い方や失敗を避けるコツについて、ポイントをまとめました。

職務経歴やスキル、障害のことはウソをつかず正直に伝える

転職エージェントは、登録者がこれまでの職歴からどんなスキルや経験があるのか?そして、障害があることで出来ること、できないことは何か?を把握した上で、条件にマッチする案件を紹介するのが仕事です。

企業面接と同様、自分を少しでも良く見せたい気持ちが出るのは当然ですが、過去勤めた期間が間違っていたり、できもしないスキルをアピールしたり、本当は障害があって出来ないことをできるように見せたりすることで、エージェントからの信頼を失ってしまうリスクがあります。

エージェントからの信頼を失えば、今後のお仕事紹介に悪影響を及ぼすため、正直に自分の現状を話すよう心掛けてください。

2週間に1度のペースで、電話やメールで相談をする

転職エージェントに登録して、すぐに転職先が決まるのは稀で、大抵は「希望条件に合う案件が出ましたら、また連絡いたします」などと言われるケースが多いです。
よほどの理想の高い希望条件を伝えていない限り、エージェントも最初は、一生懸命求人を探してくれるでしょう。
しかし、エージェントは自分だけではなく、新たに登録された求職者の対応にも追われますから、時間が経てばたつほど優先順位が下がり、いつまで経っても仕事の紹介がこないことになります。

エージェントへ自分から連絡を取るのは億劫に感じる方も多いと思いますが、ラインやメールでも十分効果が見込めるので、1~2週間に一度くらいは、連絡をしてみてください。
また、メールが来たら迅速に変身することで、就業意欲のアピールにつながりますので、あわせて意識しておきましょう。

相性の良くない担当エージェントに当たったら、転職サイトを変えるか担当を替えてもらう

転職エージェントは、残念ながらすべてが優秀な担当とは限らず、約束の日時に連絡を忘れたり、希望条件にまったく合わない求人を紹介したりと、かえって足を引っ張る方がいるのも事実です。

担当替えは、本人に直接伝えるのはカドが立つので、登録した転職エージェント会社へお願いをしてみましょう。
ただ、個人的な経験からいくと、担当替えを依頼するよりも、他社の転職エージェント会社へ登録をした方が、仕事探しの効率としては良いですね。

転職活動は効率よく、慎重に進めましょう

今回取り上げた障がい者に特化した転職エージェント会社以外にも、就労移行支援事業所やハローワークといった公共機関も同時に利用しながら、いかに情報収集をしていくかが転職成功の秘訣です。

転職市場において、自分がどれほどの価値があるのか、主観的な判断ではなく、客観的な視点で判断するためにも、転職エージェント会社の存在は、とても貴重です。

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